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新しい不動産のソーシャルレンディング 「Mr.FUNDMAKER(ミスターファンドメーカー)」が2021/12/16にサービスを開始しました。口コミや利回り、運営会社の情報、ファンドの特徴等について解説したいと思います。
運営会社の情報
まず運営会社の情報を載せておきます。
会社名 | Mr.LAND株式会社(エムアールランド株式会社) |
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代表 | 名塚 令 |
所在地 | 東京都千代田区麹町一丁目7番地2 相互半蔵門ビルディング 10階 |
設立 | 1988年9月1日 |
従業員数 | 40名 |
免許番号 | 宅地建物取引業 東京都知事(8)第55474号 不動産投資顧問業 一般-第1353号 小規模不動産特定共同事業 東京都知事(1)第10号 |
事業 | 不動産販売事業、不動産仲介事業、外国人向け不動産事業 |
関連会社 | Mr.WORKS株式会社 Mr.LA Tradings Inc. |
企業サイト | https://mrl-tokyo.com/business/ |
運営母体の会社の主力事業は「不動産販売事業」「不動産仲介事業」「外国人向け不動産事業」だそうです。
関東を中心として事業を展開しており、都内全般で不動産販売を行なっております。不動産の取り扱いはマンションやビルはもちろん、住宅・土地、投資用不動産など幅広いジャンルを取り扱っています。1988年創業ですので、歴史は長く最近のソーシャルレンデイングに特化したイケイケベンチャーでないところが好感が持てます。
Mr.FUNDMAKERのメリット
Mr.FUNDMAKERのメリットについてまとめてみました。
【メリット】
- 1口1万円からの小額投資が可能
- ファンドの利回りが比較的高い
- 優先劣後システムにより投資家のリスクが若干軽減されている
- 不動産に特化した企業がファンドを用意してくれる
- WEB上で口座開設と投資が全て完結できる
- 口座開設費用、維持費などは全て無料
- 法人口座の開設もできる
ちなみに第一号案件は利回り8%とかなり高利回りでした。他の不動産投資型クラウドファンディングサイトは年利4%〜5%のものが多く、それらと比べるとかなり高い数字といえます。同じ金額を投資しても帰ってくるリターンが2倍程度になりますので、これは大きなメリットでしょう。
また小口投資が可能ですのでお試しでやってみたい人や貯金のそれほどない人や収入があまり高くない人でも、不動産投資型クラウドファンディング投資を始めて、分配金を受け取ることが可能です。
劣後出資資金の割合が高めなのもメリットです。不動産投資型クラウドファンディングは、不動産会社が取得運用した物件を運用後に売却し、投資家に出資元本を返済します。
そのため、購入した物件が購入時の価格より下がってしまうと、投資家には損失が発生する可能性があります。
そこで、そのような事態が起こらないように、不動産会社は不動産の取得資金を自社で出資する劣後出資分、投資家から集めたお金の優先出資分に分別して管理運用することが一般的です。
不動産会社が出資する劣後出資資金の割合が高ければ、不動産価格が値下がりしたとしても、投資家の資産の損失が起こる可能性は低いです。
Mr.FUNDMAKERでは、案件における劣後出資割合を20~30%としています。
運用する不動産が20~30%値下がりしても、その数字以内であれば投資家の資産の損益が発生しないようになっています。
1年間の利回り(年利回り)はどう?
メガバンクの普通預金と同社の不動産投資型クラウドファンディングの年利回りを比較しました。メガバンクでは現在マイナス金利の影響もあり0.001%です。仮に100万円を1年間預けると10円です。
一方Mr.FUNDMAKERで運用すると利回り7%のファンドであれば70,000円の利回りになります。メガバンクの7000倍でこの差は大きいですね。
※源泉税が双方とも約20%かかるため源泉税は無視して計算しております。
ただしソーシャルレンディング ・クラウドファンディングは元本保証ではありません。その点は注意しておきたいですね。
Mr.FUNDMAKERのデメリット
メリットばかりではなくデメリットもあります。投資では必ず両方知っておく必要があります。
【デメリット】
- 元本や利回りの保証はない
- 運営会社が上場企業ではない
- 投資家1人当たりの出資総額が100万円以内
- 中途解約不可
- GMOあおぞらネット銀行以外の入出金で振込手数料が発生する
- 運営企業が倒産した場合は元本毀損となる可能性がある
既に組成されたファンドを確認すると運用期間が6ヶ月間と短い特徴があるようです。募集金額が大きいとは言えませんが投資家登録者も大手に比べると少ないはずです。
メリットとデメリットを比較しても他社同等の水準のため特別気になることはありません。ただし、ファンドの運用手数料が発生する場合があるようです。
殆どそのようなことはないと思いますが、出資する際はファンド毎に「約締結前交付書面」を確認しておきましょう。それと利益に対して源泉徴収される仕組みになっています。
確定申告に関しては、年末調整を受けた給与所得者の1年間の雑所得合計金額が20万円を超えた場合に確定申告を行うことになっています。投資家により状況が異なるため参考として覚えておきましょう。
確定申告を行う書類の入手方法は、同社管理画面のマイページから各種書類項目でダウンロードすることが可能です。1年間の取引結果は翌年の1月~2月上旬頃に発行されます。
Mr.FUNDMAKERの口コミ・評判
Mr.FUNDMAKER(ミスターファンドメーカー)は、不動産投資型クラウドファンディングサイト投資家からどういった評判なのでしょうか?
SNSなどからその声を拾ってみました。
ポジティブな口コミ評判
Mr.FUNDMAKERのポジティブな評判としては利回りが高いところでしょうか。ブログで取り上げている方もいらっしゃいます。
断然初号ファンドが気になる!#Mr.FUNDMAKER #Mr.LAND株式会 #不動産投資型 #ブログ #ブログ初心者と繋がりたい #ブログ書けhttps://t.co/6u07rfD9Ja
— グラ@今日からソーシャルレンディング (@LendingTodayGra) December 24, 2021
ネガティブな口コミや評判
Mr.FUNDMAKERのポジティブな評判としては利回りが高いため人気のようですね。開始時刻に間に合わないと、即完売して投資ができない場合があるようです。
打合せが長引き、Mr.FUNDMAKER投資できず・・・。
— まさお (@slwatch_net) January 6, 2022
まとめ
Mr.FUNDMAKER(ミスターファンドメーカー)はマンションやテナントなどを中心としたファンド組成をメインに行います。そのため収益不動産という言い方が適切でしょう。
小規模事業者のため出資上限というデメリットはありますが、小規模物件を扱うためデフォルトリスクは軽減できそうです。コンパクトなファンドになるためリスク最小化と考えることもできます。投資内容をまとめると以下のようなことが言えると思います!
- 1口1万円の低単価で投資ができる
- 優先劣後構造によってリスクを軽減できる仕組みを採用
- マンションやテナントなどのファンド組成で安定した収益を期待できる
- 状況により入出金を無料化できる
- 高利回りで短期間の投資が可能
口座開設(会員登録)は無料となっているため投資しやすい環境だと思います。是非利用してみてください!