毎月のように、新しい投資サイトが登場している投資型クラウドファンディング。最近さまざまなメディアでも話題になっており取り上げられています。投資家にとっては投資できる選択肢がどんどん増えていますね。
そこで、ここではJointα(ジョイントアルファ)の特徴やメリットなどを取り上げていきます。新しい投資先を探している方は、ぜひ参考にしてみてください。
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会社概要

ジョイントαの大元の会社概要をまとめました。そこそこの大きい会社ですよね。
サイト名 | ジョイントアルファ |
URL | https://jointocrowd.jp/ |
運営会社名 | 穴吹興産株式会社 |
本社所在地 | 香川県高松市鍛冶屋町7-12 |
設立 | 1964年 |
代表取締役 | 穴吹 忠嗣 |
資本金 | 7億5,500万円 |
ジョイントアルファのメリット
- 東証プライム上場の大手不動産会社「あなぶき興産」が運営
- 利回り3.6~5%、1口10万円からできる不動産投資
- 投資案件は区分マンションやゲストシェアハウスが中心
- 優先出資・劣後出資の仕組み採用、劣後出資割合の実績は30%
メリット1. 東証プライム上場の大手不動産会社「あなぶき興産」が運営
穴吹興産株式会社は、1964年設立の総合不動産会社で「アルファ」ブランドのマンション分譲を展開しています。穴吹興産株式会社の売上高は約1,000億円(2019年6月期)、同期の経常利益も57億円で増収増益を継続しているなど、他のクラウドファンディングサービスと比べても運営会社の財務上の健全性は非常に高い水準となっています。
メリット2. 利回り3.6~5%+案件により出資特典も
ジョイントアルファの年利回りは3.6~5%と不動産投資型クラウドファンディングの中では平均的な水準となっています。
また、1口は10万円からとなっており、こちらは他サービス(1万円から始められる等)と比べるとややハードルは高くなっていますが、実物の不動産投資(数千万円~数億円)に比べれば非常に始めやすくなっています。
運用期間は6ヶ月~1年と短期案件が中心のため、「不動産投資に興味はあるけど、少額から始めてみたい」「まずは短期間で様子を見てみたい」「不動産投資で分散投資がしたい」という方でも、気軽に始めることが可能です。
なお、第2号のリノベーションゲストハウス案件では、出資者特典として「Alphabed Inn 高松駅前」の宿泊料が20%キャッシュバックされる(※ただし、出資者様本人名義での宿泊予約、ならびに運用期間内での宿泊に限る)というものがあり、今後もゲストハウス案件では出資特典が付く可能性があります。
メリット3. 投資案件は区分マンションやゲストシェアハウスが中心
ジョイントアルファの投資案件は、地方都市の区分マンションやゲストシェアハウスなどが中心となっています。サイト上でも「不動産投資×地域創生への挑戦」を特徴の一つに掲げています。
自分自身で区分マンションやシェアハウスをやるのはハードルが高いですが、出資だけするだけでokなので気が楽です。
メリット4. 優先出資・劣後出資の仕組み採用、劣後出資割合の実績は30%
元本の安全性については、投資家が優先出資者、あなぶき興産が劣後出資者となっているため、出資額の予定分配率に至るまで投資家に優先的に分配され、その後、残利益があった場合に、劣後出資者であるあなぶき興産に分配される仕組みとなっています。(なお、営業者であるあなぶき興産の業務運営に支障が生じた場合や倒産した場合には出資金が全額返還されないリスクがあります)
なお、公開中のファンドについては劣後出資の割合が30%となっており、他社サービス(10%~20%)と比べても高い水準となっています。
ジョイントアルファのデメリット
デメリット1.元本と利益の保証はない
不動産クラファンでは物件を売却した代金で投資家の元本を返済します。物件が安くでしか売れないなど運用に失敗すると元本の一部または全額が戻ってこなくなります
また、空室で家賃が入らないと分配金が受け取れない場合もあります。これを空室リスクといいます。ただ、ジョイントアルファでは家賃や売却代金などすべての収入からすべての費用を引いた利益を投資家に分配します。
つまり、売却益も分配金にあてられます。ですので、空室によるマイナスを売却益でカバーできれば分配金は受け取れます。
デメリット2.途中解約できない
運用期間が終わるまで投資したお金は引き出せません。これはジョイントアルファにかかわらず大半の業者に共通のリスクです。手元資金が少ない方は、運用期間が短い案件を選んだ方が良さそうです。
デメリット3.運用期間が変わる場合がある
物件が想定より早く売れた場合、予定より早く償還されます。分配金は減りますが実害はありません。
逆に物件が売却できない場合、運用期間が最長で1年延長されます。(延長期間中も分配金は受け取れます)ただし延長になる可能性は低いです。
デメリット4.投資しにくい
募集は2カ月に1回程度で、そもそもの投資機会が少ないです。また募集は抽選方式になりました。多くの案件で競争率は10倍以上と高いです。
まとめ
大手不動産業者のあなぶき興産が運営するジョイントアルファは、運営基盤や投資者の利益に安定性がある不動産クラウドファンディングです。最低投資額や投資への参加性の観点から、若干のハードルの高さがデメリットに感じられる場合もありますが、信頼性や手堅さを重視する人にはおすすめといえるでしょう。
先着制が多かった募集方式に抽選制が加わることが多くなるなど、運営スタイルにも変化が見られるため、今後も注目していきたいサービスでもあります。申し込み自体に特別難しいことはないため、ひとまず登録して様子を見ながら、自身に合った案件があれば応募してみてもよいでしょう。
大手不動産業者の安定性を特徴に持つジョイントアルファの特色を理解し、不動産投資の選択肢のひとつとして賢く利用していきましょう。