ASSECLIは融資型クラウドファンディング、いわゆるソーシャルレンディングを提供しているサービスです。2020年1月より募集を開始しています。
最近ではソーシャルレンディングが乱発気味でどれを選んでいいのかわからない方が大半かと思います。
そこで今回はASSECLIのサービス内容や、特徴やメリット、デメリット、口コミなどを解説します。無料で会員登録ができ、気軽にファンドに投資ができますよ。
ASSECLI(アセクリ )の概要
アセクリは株式会社エルボゾーンという会社が運営しております。公開されている情報を載せておきますね。
社名 | 株式会社エボルゾーン |
本社所在地 | 〒107-0061 東京都港区北青山三丁目2番5号NH青山ビル4階 |
代表取締役会長 | 藤本 保雅 |
代表取締役社長 | 北野 孝 |
資本金 | 1億円 |
主な事業内容 |
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免許 |
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ASSECLI(アセクリ )の5つのメリット・特徴

次に、アセクリの5つのメリット、
- 1口1万円から始められる気軽な不動産投資
- 全てがネット上で完結する
- 自分で判断するのは投資するか否かだけ
- 優先劣後方式を採用している
- 予定利回りが4〜8%と高い
について紹介をしていきましょう。
メリット1. 1口1万円から始められる気軽な不動産投資
不動産投資と聞くと、最低出資額は数十万円〜数百万円と高額であるイメージをお持ちの方も多いかもしれません。
しかし、アセクリは「1口1万円」と非常に低い最低出資額に設定されています。
1万円以上でマンションやホテル、商業施設などに不動産投資が行える気軽なサービスです。
メリット2.全てがネット上で完結する
アセクリでは、全ての作業がインターネット上で完結します。
通常、不動産投資を行う際には購入する物件がどういう状態なのかなどを実際に確かめに足を運ぶ方も多いでしょう。 しかし、アセクリで行う不動産投資はインターネット上に物件における豊富な情報を公開しています。
建物の築年数・所在地・管理状態・設備仕様などをご自身で確認することができるのです。 そして、豊富な情報で物件購入を決めたら、契約書の締結を行います。
この契約書の締結も多くの場合は紙で行われますが、アセクリはサイト内で締結できるため、実際に契約しに行く必要はありません。
このように、全ての作業が現地に足を運ばずに自宅で行えるようになっています。
メリット3.自分で判断するのは投資するか否かだけ
従来の不動産投資は、物件購入から建物の管理などを全てご自身で行なっていたため、費用面でも体力面でも大変に感じている方も多いでしょう。
しかし、アセクリではインターネット上に公開されている物件情報を確認して、投資家が物件に投資をするか否かを決めるだけです。
建物の管理や運用は全て運用会社が行いますので、ご自身が面倒に感じることは一切ありません。
「資産運用したいけど、建物の管理が面倒」などと感じていた方も、アセクリならば面倒に感じることなく資産運用ができます。
メリット4.優先劣後方式を採用している
アセクリのメリットとして、「優先劣後方式(ゆうせんれつごほうしき)」を採用していることが挙げられます。
優先劣後方式は、出資者が「優先出資者」と「劣後出資者」に分かれて出資を行うシステムのことです。
資産運用の結果、利益が出た場合には優先出資者から優先的に利益を分配していき、損失が生じた場合には劣後出資者から損失を負担することになります。
そして、アセクリでは個人投資家が優先出資者、運用会社が劣後出資者となっているので、優先劣後方式は、投資家の元本の安全性を考えた不動産投資だと言えますね。
ASSECLI(アセクリ )のメリット・特徴5.予定利回りが4〜8%と高い
アクセリの予定利回りは4〜8%となっています。地域や建物の種類によって差はありますが、一般的な利回りの相場は3.5〜5%台くらいと言われています。
この調査結果から見ると、アクセリの予定利回りは相場を超えることもあるため、利回りは高いと言えます。
実際に、2019年11月19日にアクセリがファンド物件として公開した「ASSECLI 世田谷区 (1棟MS)ファンド1号」の予定利回りは8%です。
2021年に募集した案件も、6%〜8%の利回りになっているファンドが多く、相場を上回る利回りの案件が多くなっています。
利回りが8%という不動産投資はこれまでになかったですし、安定的に6%~8%のファンドを募集しているため、高利回り物件に不動産投資したいと考えている方は検討してみてください。
ASSECLI(アセクリ )のデメリット・注意点
案件数が少なめ
アクセリのデメリットをあえてあげすとすれば、案件の数がまだ少ないということでしょうか。もちろん、それだけ優良な物件を厳選した上で募集しているとも言えるので、一概にデメリットとは言い切れません。
2020年の1月に1号ファンドが募集され、2号ファンド募集は3月、それ以降はおそらくコロナの影響もあって、募集はしばらく実施されていませんでした。
しかし、2021年に入ってからは募集のペースが上がり、1ヶ月に1回ほどのペースでファンドの募集が行われています。
以前は高利回りでありながらもファンドの数が少なく安定的に投資し続けることが難しかったですが、ほぼ毎月投資できるようになったので、あまり投資できないという問題点は解消されつつあると言っていいのではないでしょうか。
運営母体
また運営母体がAGクラウドファンディング(アイフル)のように盤石ではないところもデメリットでしょう。
早期償還が多い
これはひとによってメリット・デメリットにもなりえますが、早期償還が多いそうです。高い利回りで長く運用、寝かせておきたい人にとってはデメリットになってしまうかもしれないですね。
償還決定済みの19案件の内、満期まで行ったのは4件だけですからね
ASSECLIは早期償還前提で考えた方が良いと思います— 小心タロウ@2000万円投資中 (@viviri_man) July 19, 2022
ASSECLI(アセクリ )の口コミや評判
僕が見たASSECLIの評判を紹介します。いい意見から厳しい意見までまとめました!
しっかり利益が出ていて感謝の声がありますね。
ASSECLIさんの「足立区千住大橋事業用地#18ファンド」、本日無事に償還されて口座に着金されていることを確認しました!
ASSECLIさん、ありがとうございます🙇#ASSECLI#アセクリ#不動産クラウドファンディング https://t.co/gRRzcf0kcC— 40代の投資小僧@素人投資歴4年目突入! (@toushi_kozou) July 8, 2022
運営母体の会社のGoogleの口コミあまり良くないです。。ただしとても新しい会社なので、体制が整っておらず、対応が追いついていなかっただけのように感じます。これからに期待したいですね。

まとめ
株式会社エボルゾーンが運用する、不動産投資型クラウドファンディング「アセクリ」は低い投資額で始められる手軽な資産運用方法の一つです。
1口1万円からと小さな額から投資できるため、投資自体が初めての方や若い方でも気軽に挑戦できます。
また、できるだけ投資家の元本に影響のないように考えられた優先劣後方式を採用しているため、安心して不動産投資を始めることができますね。
一方、運用会社の歴史が浅く若い会社であることや、具体的な投資物件の情報が少ないことも念頭に置いておかなければなりません。
近年急成長を遂げているクラウドファンディング市場で、新たな不動産投資手段として誕生したアセクリ。少額で手軽に不動産投資を始めてみたい方は、ぜひ検討してみてください。